Housing Works(有)櫻井商店
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リフォームの流れ

 

まるで森の中にいるようだ。まさにそれが「Sakurai Method」

現在の工業製品で作られた空間と機能性を求める生活に疑問を感じた。
そんな思いから一部屋、一部でも構わない
「紙、木、竹、土」何か自然の持つ本来のぬくもりを空間に取り入れれば、
暗く冬の長いこの新潟の地でも 今より居心地のいい場所ができるはずだと考えた。

北欧では、暗闇に包まれたネガティブな冬の期間を過ごすために室内に積極的に自然を取り入れ、
閉ざされた冬の間でも身近に自然を感じられるポジティブに過ごす生活の工夫をしたそうです。
北欧スタイルなどと言われる明るい色調の木製家具が有名なのはそのような理由があるからだという話を聞きました。
フィンランド出身、北欧建築デザインの巨匠アルヴァ・アールトは
多くのデザイナーがプラスチックやスチールなどの新たな素材に魅了される中、
木の可能性を追求し周囲の自然と調和した建物を生み出し、
自然や伝統を積極的に取り入れた作品で多大な影響を残しました。
彼は日本の建築や文化を称賛していた事でも知られており、
代表作であるマイレヤ邸では日本の様式が随所に取り入れられています。
アールトの思想、それはまさにフィンランドという厳しい気候と風土が彼に教えてくれたことなのかもしれません。

俗に裏日本とも言われる我々が住む新潟の日照率は関東の1/3。
弊社は冬が長くそして暗いこの新潟の地においても、同じことが言えるのではないかと考えた。
まさにそれが「sakurai Method」である。
生活に自然の息吹きを積極的に取り入れ、本当の居心地について今一度考えてみてはいかがでしょうか?

弊社のコンセプトスペース
弊社がコンセプトとして掲げる「Sakurai method」(サクライ メソッド)
それは、生活の中に自然の息吹を取り入れる。
壁は杉板、天井は杉皮を竹で押さえました。そして建具は吉村障子を選択致しました。
まさに「まるで森の中にいるようだ。」そんな深呼吸したくなるよな、どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気を感じて頂く事が可能です。
障子の開閉により光をコントロールし、開ければ春は越後平野の田園風景、夏は遠くに見える緑豊かな大崎山、秋は植栽の紅葉、冬は田んぼ一面に積もった雪景色。
身近に四季のおもむきを感じて頂く事が可能です。

古さには価値が有る。
そして「直す」コトでかけがえのないバリューを提供したい。

「直す。」=それは新しい価値の創造現在お住まいの住宅には様々な歴史や物語があることを考えてみたことはありますか?
例えば古着や中古で買ったクラシックカーには、新しい物で得ることが出来ない古い物の良さや味わいがあります。
古くなった住宅にも、そのような良さや味わいがあるのではないか。
今あるものに目を向けて見た時、歴史や味わいが見えてきませんか。
柱についた傷。当時の職人が施した手仕事の造作。鉋掛けの跡。
建物の物語を引き継ぎその個性を生かす。
捨てる事なく、歴史や味わいをいかして直せばいい。
何よりも直すことには楽しさがある。
今の与えられた環境でどのように暮らしを豊かにするかを考える楽しさ。
古い物の味わいを見直す楽しさ。
古い物を直す時の楽しさ。
古い物の味わいが生きた時、その空間で暮らすことの楽しさ。
その中でも一番は、古い物を直す時の楽しさ。
ぜひ、直す過程を楽しんでいただきたいと思います。「直す。」そこに「暮す。」そして「楽しむ。」

今お住まいの住宅に不便を感じたら、ちょっと立ち止まってみてください。
直しながら住み続けるけるというスタイルもあるのです。
壊れたら直せばいい。
そして家族構成やライフスタイルが変わり住みにくかったら直せばいい。
建物の使用目的が変わったら直せばいい。
その家が寒かったら直して、又、暑かったら直せばいい。
それは少しずつでも。
新たな息吹きをそこに吹き込むことを楽しみ。
そして価値を創造する事を楽しみ、その直す行為を楽しみ、そこでの暮らしを楽しいものに直す。

古い物の魅力を最大限に引き出す事が出来れば、物語の続きを描くことができます。
古いものは使い込むほどに味が出て、手になじむ。だからこそ直す。
それはまるで履き慣れたジーンズやスニーカーを履く時、そして洗いざらしのコットンのシャツを羽織る時のように。

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