Archive for the ‘施行事例’ Category
堀こたつ(三条市・旧下田村)
くつろぎの空間には、ソファやチェアを取り入れるプランが多くみられますが、肌触りのよい床材を用いたり、畳スペースを設けるなどして、床に直接座る、床座のスタイルも魅力のあるものです。床の一部を掘った堀ごたつを取り入れたプランも根強い人気があるものです。堀こたつの魅力はソファや椅子ではなく、床に直接座る事で空間を広く感じることができること、さまざまな用途に使用しやすいということなどがあります。
仕様
- 堀こたつ 下地 ―赤松 框―杉材 こたつ―杉材 天板―赤松集成板 仕上―オイルフィニッシュ
カーポート・土間工事(燕市)
厳しい自然環境にさらされるカーポートは、積雪や強風など、地域特性に適したタイプを選ぶことが大切です。積雪に対しては、積雪地域や豪雪地域向けのタイプであれば、50センチから200センチ程度までの積雪荷重に耐えられるように設計されています。また、風に対しては、耐風圧性能が54m/秒相当から34m/秒相当などの商品がラインナップされています。
雪や風に対して高い性能を持つタイプは、形状やデザインなどにある程度の制約がある場合もみられるので、設置する地域に適しているか確認が必要です。
このたび燕市において知人からの御紹介で外構工事をさせて頂く運びとなりました。
子供さんの駐車スペースに積雪型カーポートの設置と土間コンクリートの打設を行いました。
仕様
- 土間 コンクリート打設
- 車庫 リクシル製テリオスⅢ1台用カーポート積雪1M仕様
カーポート(三条市)
カーポートの屋根の素材には、ポリカーボネートやFRP、スチール折板などの種類がありますが、積雪エリアで一番多くみられるのはスチール折板タイプです。
このたびは弊社WEBサイトを見て頂いた方からのご依頼を頂きましてポリカーボネート屋根の積雪型カーポートの施工をさせて頂きました。
今まで弊社はポリカーボネート製屋根材のカーポートは積雪地域において強度が足りず敬遠していたのですが、近年積雪1Mに対応する製品が各社より発売し始めました。両側に設けた柱によって屋根を支える2台駐車タイプで性能、強度共に安定感抜群です。
デザインもシャープな中にもボリュームのあるデザインは、さまざまな住宅の外観や周囲と調和するのではないでしょうか。
ポリカーボネートは非常に粘り強い性質で衝撃強さと引っ張り強さのバランスが良い素材。
プラスチックの中でも最も衝撃に強く、防火性能も。温度変化による狂いが少ないのも特徴です。紫外線もカットするので、塗装の色褪せ、シートの日焼けなどを防ぐことができます。ブラウン系やブルー系の透明なタイプ、半透明なタイプなどの色が揃っている商品も多くみられます。
仕様
カーポート リクシル製 ソルディーポート積雪型
バリアフリーリフォーム(三条市)
リフォームという視点で介護保険を考える時、介護を必要とする方のためのバリアフリーリフォームへの助成制度があるということを忘れてはいけません。
手すりを設置する場合に気をつけたいのは、手すりの形状と、設置場所の2点です。
廊下や階段の手すりは、一般的に体を支えることができるように直径32~36mmがよいとされています。とはいっても、手や指がうまく使えない場合は、ひじをのせて使うケースも考えられます。
一方、トイレや浴室などは、廊下より小さめの直径の手すりにして、握りやすいタイプを選ぶとよいでしょう。素材も、握ったときに冷たくない材質のものがおすすめです。
廊下に設置する手すりは、床から80cmが標準的な高さとされています。ただ、主に利用する人がはっきりしているのであれば、その人の身体の状態や体格に合わせて、適切な位置に取り付けます。また、寝室からトイレまでなど、よく利用する動線上は手すりが途切れることのないように設置するのが原則です。
このたび、以前工事をさせて頂いた御宅からのご依頼で三条市介護保険助成金を使い手すりの工事を行いました。
門扉から玄関までのアプローチ区間。そして玄関からトイレ、寝室への廊下部分の長い距離を手すりを設置することによって高齢者に優しい通路へと変身致しました。
トイレ・内装リフォーム(三条市)
みなさんは、用を足した後手を洗うのは「トイレの中で」でという方と、「洗面所で」という方に分かれるようですが、トイレの中という方は、便器の背の部分についている手洗い器が多いかと思います。
この場合、いったん後ろを向き、手を伸ばして洗うなど、少し無理な姿勢を取らなくてはならず、さらに洗ったときに水がはねてしまいます。
実は、このトイレの背の部分にあるタンクを取り除き、便器全体をコンパクトにすれば、トイレ内のスペースを広くすることが可能になります。その分トイレの壁面に独立した手洗い器を設置できるようになりました。
手洗い器のほか、カウンターや鏡、収納スペースも確保できるので、機能がアップするだけでなく、見た目にもすっきり。また、石けん受けや鏡、タオル掛けなども、自分の好みで揃えれば、ますます快適な空間が演出することが可能となります。
このたび三条市内の一般住宅にてトイレリフォームを行いました。
冬場のトイレ内の寒さ対策と器具の老朽化、節水等の省エネを考慮し、限られたスペースを有効に使えるスペースとなりました。
仕様
- 壁・天井 下地 石膏ボード ビニルクロス仕上げ
- 床 下地 ラワン合板2重張り クッションフロア仕上げ
- 器具 TOTOネオレストハイブリト 手洗イカウンター1式
外構工事(三条市)
意に反して生えてしまう、雑草。
生命力が強く、やせ地でも土と光と水の3つが揃えば、立派に育ってしまうところがやっかいです。そんな雑草を生えにくくするには、どうしたら良いのでしょうか?
ヒントは、前述の3つ。これを崩してしまえば、いかなる雑草でも繁茂するのは困難になります。屋外で水を断つことは難しいことですが、土を露出させないことと、日光を遮断することで、雑草はかなり抑制できます。
土を露出させないことで、雑草を抑制する手法としては、砂利を敷く、インターロッキングやアスファルト敷きということもあるでしょう。施工後の美観にも優れ、ある程度DIYでもできるのが利点です。でも、これも時間経過とともに、砂利の隙間やレンガの目地などから雑草が生えてきてしまいます。
そこで活用したいのが、「防草シート」などの名称で売られているシート。
あらかじめ、このシートを敷いたうえに砂利やレンガを敷くと、防草効果がアップします。また、生えてきたとしても、根が深く張れないので抜きやすくなります。
この度三条市内の美容室オーナー様より雑草対策のお悩みから弊社ウェブサイトを通じ外構工事のご相談を頂きました。
建物裏にはコンクリートを打設し、側面は土砂をスキ取りその後防草シート、そして黒色の玉石を敷き込みました。
仕様
- コンクリート打設
- 防草シート+黒色玉石
玄関ホールリフォーム工事(燕市、旧西蒲原郡吉田町)
この度、燕市内、築150年の古民家の玄関スペースをリフォーム致しました。
間口3間の玄関スペースを来客用と家族の通用口を2か所専用に設けました。
出入り口に置いておきたいモノは靴以外にも傘、帽子、農作業の道具等、屋外とのつながりでしまいたいモノがいくつもあります。
ところが、従来の下駄箱だけでは足りないので、玄関のタタキに色々なモノが置かれた状態になりがち。家の顔であるはずの玄関が生活感にあふれてしまうので、ウォークイン型の収納を希望する人が増えています。玄関の老朽化も含め、そうした要望を受け止めてこの度の工事を行いました。
来客用と家族用の出入り口を明確に分離する事でサンダルや運動靴といった普段履きのものは、そのまま並べても家族用の出入り口であれば全く気になりません。おかげで、来客用玄関はいつもすっきり。家族も来客も気持ちよく使える場所になります。
仕上げに使う素材は原則自然のものとし細部の見切り縁に至るまで極力石油製品や工業建材は使いませんでした。
玄関の外壁は杉板の縦張り。内装の腰板は杉の羽目板と聚楽壁。土間は豆砂利の洗い出し。まさに木と土と石で出来た玄関ホールが完成。
そして既存の無垢の上り口の廊下をサウンディングし亜麻仁油(ワトコティンバーレックス)を塗りました。
松の持つ本来の表情をオイルフィニッシュで演出しウエットタッチな仕上がりが素材の持つ本来の表情とおもむきを与えます。
さらに全てにおいて手作り感のある出来栄えが元々の建物に負けない存在感となりました。
仕様
- 土台 ヒノキ4寸角
- 柱 杉 4寸角
- 外壁 杉板(ノンロッド仕上げ)
- 壁 下地PB12.5 仕上 聚楽壁(白)
- 腰板 杉羽目板
- 造作材 杉
- 下足入 パイン集成材(水性ウレタン仕上)
- 土間 豆砂利洗い出し
- 廊下 オイルフィニッシュ(ワトコ仕上)
カウンターリフォーム工事(三条市)
カウンターが欲しい。
飲食店舗オーナーよりお仕事の御依頼を頂きました。
店舗の立地が新幹線駅周辺という事で出張ビジネスマンと平日のランチタイムに訪れる単身客に対応する為。
又、定期的に行っている日本酒イベントの反響に応える為そこを睨んだ店舗設計を考えた結果カウンターの製作に踏み切りました。
オーナーと打ち合わせを重ねる中で明るく柔らかいをコンセプトとしカウンターレイアウト、寸法、の選定を致しました。
清潔感のあるスクエアなカタチにしたと同時に重々しくならないよう注意し仕上材を選びました。
仕様
- カウンター材 杉集成材
- スツール 杉集成材
玄関引戸リフォーム(三条市)
「玄関は家の顔である」と言われます。
来訪者がまず目にするのが玄関ですが、室内に上がらずに玄関で用を済ませて帰る人もいます。
玄関が暗いと、その印象が全てとなり住まい全体の印象まで暗くなってしまいます。
室内が明るいと、気持ちも明るく、楽しくなります。日差しがたっぷり降り注ぐ玄関なら、日中は照明に頼らずに済み、光熱費の節約にもなります。
また、玄関は狭いスペースである上にいろいろな機能を兼ね備えているため、乱雑になりがちです。きちんと片付いているかも、大切なポイントになります。機能的にも雰囲気も、明るい玄関を心がけたいものです。
この度は三条市内の築40年の住宅の玄関引戸の取り換え工事を行いました。
老朽化した既存玄関引戸を撤去し、新規で千本格子の玄関引戸をクライアントがチョイス致しました。格子戸から差し込む柔らかな光が来訪者と住人の心を和ませてくれます。
仕様
- 玄関引戸 リクシル製 光悦オーダー品
- 外部白壁 プラスター補修
- 屋外土間 モルタル修繕
- 内部壁 京壁補修
無垢の店舗家具工事(三条市)
時代の経年変化を楽しむ・・・
何百年と経過したアンティーク品に見られるサビや剥がれ、傷や汚れなどの風合いを、塗料や道具を使って表現する技法をエイジング塗装といいます。
特に木のエイジング塗装はダメージの当て方や塗料の組み合わせ次第で、思い描く年代やあらゆる地域で生まれた古木の風合いを表現することができます。
また塗料を塗る素材、表面に凹凸があり木がダメージを受けている『グレイかかった色合い』にしたい場合、新品の傷ひとつ無い木材にいろいろな塗料を何度塗り重ねても塗料だけではここまでの表情を出すことはできません。
新品の木材をワイヤーブラシやうずくりを掛け木に同じようにダメージを与えてから塗装することで本物により近い表現が出来ます。
このようにエイジング塗装は、より深みのある汚しや色合いを出したい場合は『塗料』だけでなく『素材』自体にもエイジング加工をする必要があるということです。
この度、以前仕事をさせて頂きました、三条市内にある美容室様の依頼で無垢の陳列棚の製作に伴いエイジング加工を施しました。
一部耳付きの杉の荒木を3枚ずつはぎ合せ、製材時のバンドソーのパターンを表情化して自然素材のぬくもりとアンティーク感のある状態に仕上げました。
仕様
杉板エイジング加工