Archive for the ‘施行事例’ Category
屋根のリフォーム(三条市、旧栄町)
築50年、事業所の屋根工事を行いました。
長年の風雪に耐えたこの屋根も赤さびで腐食し、一部は剥がれ鼻先の部分は完全に穴が開き雨漏りが止まりません。
この工事は既存の屋根の上から新たな屋根をかぶせるカバールーフを選択。
腐食の激しい鼻先は屋根材を切断し下地の木毛セメント板も張り替え、同時に鼻隠しと破風の張替も行いました。
木のリノベ(燕市)
集いの場所は居心地のいいスペースで過ごしたい。
築35年の専用住宅を改修致しました。
柱以外の全てを解体し床組から作り直しました。
全面に断熱改修を行い過ごし易いように。
裸足で過ごしたくなる床、軽くゴロ寝の出来る場所。
弊社のコンセントを元にクライアントの意見をカタチにしました。
無垢の温もりに包まれたその場所は、まるで森の中にいるようだ。
フローリングリフォーム(三条市)
築50年、
玄関の正面に6尺廊下、そこから玄関並びに縁側、二間続きの和室の後ろに裏廊下がある
典型的な田舎つくりの専用住宅。
このたび床の老朽化による廊下のフローリングリフォームを行いました。
既に幾度かのリフォームを行った際のバリアフリー箇所との兼ね合いから既存のフローリング
をはがして張替える工事を行う。
一旦張ってあるフローリングを壁を傷めないように丁寧にはがし、下地の腐朽を確認し、新たなフローリングを施工する。
気の遣う作業に多少の労力を費やしました。
壁際には新たな雑巾摺(ぞうきんずり)を打つ事により壁と床の取り合いを美しく仕上げた。
新しいフローリングは3本溝のサクラ柄とし、
柔らかい木目が生み出す繊細なイメージが古い住宅の空間を違和感なく彩りました。
瓦葺き替え工事 (燕市)
燕市(旧西蒲原郡吉田町)、蒲原平野の中心に位置し弥彦山からの強風に日頃からさらされる地域。
この度、強風にて屋根の棟瓦が崩壊し飛散する。
築50年を超える農作業小屋兼農機具格納庫の屋根材は高圧セメント瓦。
農業を続けたい。
クライアント様の決断により風化し、老朽化していた屋根をこれを期に新たに焼き瓦(三州瓦)に葺き替える事となりました。
伝統的な和瓦の系譜を受け継ぐこの瓦は、日本建築が培ってきた屋根瓦の伝統美を基本モチーフとし、
明治以降に流入した西洋建築のアイデアや工夫を積極的に採り入れ、今日見られる多彩な世界を形成してきました。
直線で構成される平場の山と谷の流れるような美しさ。和形の伝統を超えた豊かな世界を生み出しています。
葺き替え後、鈍く光る銀色のこの屋根は重厚感と安定感に満ちた屋根となりました。
土留め改修工事(三条市)
三条市内、物流ターミナル駐車場の土留めの改修工事。
冬季の除雪作業でホイールローダーで根元から破損したL字擁壁(ようへき)伏せ替えを行いました。
一旦、舗装をカットし、掘削の後、擁壁の入替、復旧、路盤工事後新たに舗装を行う。
断熱改修(三条市)
三条市にある事業所の床下と窓の断熱改修を行いました。
冬季の床下の底冷え、並びにランニングコストの問題を解決致しました。
木のいえのリノベーション(三条市)
築41年専用住宅のリノベーション
銀杏(イチョウ)の板を既存出窓カウンターに使いました。
クライアントからのオーダーで両側から書籍たくさん収納出来、書棚を一周出来るアイランドブックシェルフを製作。
建具は全てナラ(オーク)の突板を面材に使い、オイルフニッシュで仕上げ、金具は黒色の鋳物製でアクセントを付けました。
そしてリビングの仕切りには吉村障子を建て込み見付を統一。
まさに空間に自然を取り入れる。
弊社の考える「Sakurai Method」を元に杉をふんだんに使った居心地のいい場所が今ここに出来上がりました。
カーポート(三条市)
駐車しやすく安全な駐車スペース(カーポートやガレージなど)を確保するためには、前面道路の幅や出入りのしやすさ、敷地に対してのゾーニングや建物の間取りなどと、同時に検討することがとても重要です。。また、スペースの確保だけでなく、照明や給水、防犯などに配慮した設備や建材を取り入れることで、より使い勝手も高まります。
このたび、三条市内のガレージ前にカーポートを施工させて頂きました。敷地が前面道路に対して直角でないためカーポートの屋根を道路に合わせて斜めにカットしました。合わせて車庫部分の屋根に軒樋と雪止めを取り付けカーポートの屋根に落ちる雨水や落雪にも対応致しました。
車庫前に積もる雪で車の出し入れにご苦労されていた悩みが解決されました。
仕様
製品 LIXIL カーポート テリオスⅢ 積雪1M 異形納まり
畑の中の小さな納屋(三条市)
ル・レクチェの産地である三条市井戸場エリア。
三条市といえば金物及び金属加工の産業集積地として県内外に知れ渡っているようですが、農業も盛んであり特に果樹に関しても 桃や梨、洋ナシの産地としても有名です。
この度、以前よりお世話になっております果樹農家さんの依頼で洋ナシ畑の中にある小さな納屋の設計をさせて頂く運びとなりました。
この畑では以前より「燕三条 畑の朝カフェ」と称し地元農家さんが定期的に行うイベントの会場ともなっている場所。
新緑の時期には果樹の葉が一斉に広がり、一面緑の屋根となって木漏れ日があふれる幻想的な空間に変わります。
本来農業資材の保管場所である納屋ではありますが、果樹作業のしやすさを考慮し小屋の高さ、軒の出等の各部の寸法、そしてこの畑にそぐう形になるように打ち合わせをしました。
素材は地元の杉材を使い、畑の中に小さな小さなシンボルが生まれました。
燕三条「畑の朝カフェ」 https://asa-cafe.jp/
仕様
- 躯体 杉材
- 外壁 杉板
- 屋根 ガルバリウム鋼板 小波板
堀こたつ(三条市・旧下田村)
くつろぎの空間には、ソファやチェアを取り入れるプランが多くみられますが、肌触りのよい床材を用いたり、畳スペースを設けるなどして、床に直接座る、床座のスタイルも魅力のあるものです。床の一部を掘った堀ごたつを取り入れたプランも根強い人気があるものです。堀こたつの魅力はソファや椅子ではなく、床に直接座る事で空間を広く感じることができること、さまざまな用途に使用しやすいということなどがあります。
仕様
- 堀こたつ 下地 ―赤松 框―杉材 こたつ―杉材 天板―赤松集成板 仕上―オイルフィニッシュ