Archive for the ‘サッシ・網戸’ Category
木のいえのリノベーション(三条市)
築41年専用住宅のリノベーション
銀杏(イチョウ)の板を既存出窓カウンターに使いました。
クライアントからのオーダーで両側から書籍たくさん収納出来、書棚を一周出来るアイランドブックシェルフを製作。
建具は全てナラ(オーク)の突板を面材に使い、オイルフニッシュで仕上げ、金具は黒色の鋳物製でアクセントを付けました。
そしてリビングの仕切りには吉村障子を建て込み見付を統一。
まさに空間に自然を取り入れる。
弊社の考える「Sakurai Method」を元に杉をふんだんに使った居心地のいい場所が今ここに出来上がりました。
玄関ホールリフォーム工事(燕市、旧西蒲原郡吉田町)
この度、燕市内、築150年の古民家の玄関スペースをリフォーム致しました。
間口3間の玄関スペースを来客用と家族の通用口を2か所専用に設けました。
出入り口に置いておきたいモノは靴以外にも傘、帽子、農作業の道具等、屋外とのつながりでしまいたいモノがいくつもあります。
ところが、従来の下駄箱だけでは足りないので、玄関のタタキに色々なモノが置かれた状態になりがち。家の顔であるはずの玄関が生活感にあふれてしまうので、ウォークイン型の収納を希望する人が増えています。玄関の老朽化も含め、そうした要望を受け止めてこの度の工事を行いました。
来客用と家族用の出入り口を明確に分離する事でサンダルや運動靴といった普段履きのものは、そのまま並べても家族用の出入り口であれば全く気になりません。おかげで、来客用玄関はいつもすっきり。家族も来客も気持ちよく使える場所になります。
仕上げに使う素材は原則自然のものとし細部の見切り縁に至るまで極力石油製品や工業建材は使いませんでした。
玄関の外壁は杉板の縦張り。内装の腰板は杉の羽目板と聚楽壁。土間は豆砂利の洗い出し。まさに木と土と石で出来た玄関ホールが完成。
そして既存の無垢の上り口の廊下をサウンディングし亜麻仁油(ワトコティンバーレックス)を塗りました。
松の持つ本来の表情をオイルフィニッシュで演出しウエットタッチな仕上がりが素材の持つ本来の表情とおもむきを与えます。
さらに全てにおいて手作り感のある出来栄えが元々の建物に負けない存在感となりました。
仕様
- 土台 ヒノキ4寸角
- 柱 杉 4寸角
- 外壁 杉板(ノンロッド仕上げ)
- 壁 下地PB12.5 仕上 聚楽壁(白)
- 腰板 杉羽目板
- 造作材 杉
- 下足入 パイン集成材(水性ウレタン仕上)
- 土間 豆砂利洗い出し
- 廊下 オイルフィニッシュ(ワトコ仕上)
玄関引戸リフォーム(三条市)
「玄関は家の顔である」と言われます。
来訪者がまず目にするのが玄関ですが、室内に上がらずに玄関で用を済ませて帰る人もいます。
玄関が暗いと、その印象が全てとなり住まい全体の印象まで暗くなってしまいます。
室内が明るいと、気持ちも明るく、楽しくなります。日差しがたっぷり降り注ぐ玄関なら、日中は照明に頼らずに済み、光熱費の節約にもなります。
また、玄関は狭いスペースである上にいろいろな機能を兼ね備えているため、乱雑になりがちです。きちんと片付いているかも、大切なポイントになります。機能的にも雰囲気も、明るい玄関を心がけたいものです。
この度は三条市内の築40年の住宅の玄関引戸の取り換え工事を行いました。
老朽化した既存玄関引戸を撤去し、新規で千本格子の玄関引戸をクライアントがチョイス致しました。格子戸から差し込む柔らかな光が来訪者と住人の心を和ませてくれます。
仕様
- 玄関引戸 リクシル製 光悦オーダー品
- 外部白壁 プラスター補修
- 屋外土間 モルタル修繕
- 内部壁 京壁補修
外壁・屋根・アルミサッシ、外回りリフォーム工事(三条市)
築35年の住宅のリフォーム、屋根瓦及び外壁を全て撤去後、アルミサッシを断熱サッシに全て取替る。
施工前
施工画像
完成
仕様
- 屋根 野地板(現状維持) + シージングボード厚9 + ガルバニウム鋼板(AT葺0.35厚)
- 外壁 角波板(ガルバニウム鋼板0.35厚) 1階一部分 杉羽目板 + 木材防腐保護塗料(グレー)
- アルミサッシ 断熱サッシ + LOW-Eペアガラス(高性能複層硝子)